IBM System Storage SAN Volume Controller Console
Windows 2003 用 README
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目次
1.0 この README ファイルについて
1.1 この README ファイルの対象読者
1.2 詳細な情報の場所
1.3 サポートのお問い合わせ
2.0 SAN ボリューム・コントローラー・コンソール・パッケージの内容
3.0 最新の技術更新情報
4.0 SAN ボリューム・コントローラー・コンソールをインストールするための前提条件
5.0 よくある質問
6.0 特記事項
7.0 商標
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1.0 この README ファイルについて
この README ファイルには、IBM(R) System Storage(TM) SAN ボリューム・コントローラー・コンソールに
関する情報およびサポートのお問い合わせに関する情報が記載されています。 また、Windows(R) 2003
ホスト・システム用インストール・パッケージの内容もリストされています。
この README では、特に SAN ボリューム・コントローラー・コンソールを
インストールするための前提条件について、注意が必要な点を記述しています。
また、最新の技術更新情報がある場合は、その情報についても記載されています。
1.1 この README ファイルの対象読者
この README ファイルは、Windows 2003 環境を熟知している、SAN ボリューム・コントローラー・
コンソールのインストールおよび構成を行うシステム管理者を対象としています。
1.2 詳細な情報の場所
SAN ボリューム・コントローラー・コンソールのインストールおよび構成についての
完全な情報については、『IBM System Storage バーチャライゼーション・
ファミリー SAN ボリューム・コントローラー構成ガイド』の中の
「IBM SAN ボリューム・コントローラー for Windows のインストール」
の項を参照してください。
このガイドは、『SAN ボリューム・コントローラー・コンソールのインストール CD-ROM』のルートの
doc ディレクトリーにあります。この文書を読むには、Adobe Acrobat Reader バージョン 4.0 以上が
必要です。Adobe Acrobat Reader は、以下の Web サイトからダウンロードできます。
http://www.adobe.com/jp/downloads/
1.3 サポートのお問い合わせ
* コンシェルジュ・ダイヤル:
0120-03-9966
ハードウェアまたはソフトウェアのオーダー、ハードウェアの保守、
ご利用可能なサービスの契約、請求書などに関するご質問については、
営業担当員にお尋ねください。
* BP コンタクト IBM:
0120-07-2004
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2.0 SAN ボリューム・コントローラー・コンソール・パッケージの内容
temp - 一時使用。同期ファイルがあります。
cimom - Common Information Model (CIM)
実行可能プログラムが含まれています。
console - Web サーバー、Web ページに関連した
実行可能プログラムが含まれています。
logs - インストール・ログが含まれています。
_uninst - アンインストール・プログラムが
含まれています。
_jvm - アンインストーラー Java 仮想マシンが
含まれています。
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3.0 最新の技術更新情報
現時点では、最新の技術更新情報はありません。
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4.0 SAN ボリューム・コントローラー・コンソールをインストールするための前提条件
SAN ボリューム・コントローラー・コンソールをインストールするには、
PuTTY オープン・ソース SSH クライアント・ソフトウェアを
インストールする必要があります。PuTTY をインストールした後、
puttygen.exe を実行して、SSH2 RSA SSH 公開鍵と秘密鍵を生成する
必要があります。SAN ボリューム・コントローラー・コンソールの
インストール・プログラムは、前提条件の PuTTY インストールを
チェックし、SSH 秘密鍵のロケーションと名前の入力を求める
メッセージを表示します。
詳細な情報については、『IBM System Storage バーチャライゼーション・
ファミリー SAN ボリューム・コントローラー構成ガイド』の中の
「IBM SAN ボリューム・コントローラー for Windows のインストール」
の項を参照してください。
このガイドは、『SAN ボリューム・コントローラー・コンソールのインストール CD-ROM』
のルートの doc ディレクトリーにあります。
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5.0 よくある質問
1) トレース・ログはどのようにして収集できますか?
使用できるログを収集するには、より高位なログ収集ができるよう、
CIMOM 構成を変更する必要があります。このログ収集はパフォーマンスに
重大な影響をおよぼしますので、問題判別以外にこれらの設定を使用しない
でください。
A) トレースの構成
- Windows の「サービス」マネージャーを開き、CIM エージェント・サービスを
停止します。また、IBM システム・ストレージ SAN ボリューム・コントローラー
Pegasus Server を選択し、停止します。
- ファイル「svcconsole/cimom/config/provider.configuration」をインストールした
場所で編集します。
デフォルト値:
loglevel = error
preferredslpregip =
tracecomponents = CIM
tracemask = entryexit
以下のように変更します。
loglevel = info
preferredslpregip =
tracecomponents = all
tracemask = all
注:「info」や「all」の末尾にブランクを入れないでください。ブランクを入れると、
以下のような障害の原因となります。
- CIMOM が CIM エージェント・サービスを開始する際の不具合
- svcconsole/console/embeddedWAS/profiles/SVCProfile/bin/enableConsoleTrace.bat の実行時の不具合
B) リプロダクションの実行
C) サポート担当員に渡す以下のログ・ファイルを収集:
cimom/pegasus/log/*
cimom/pegasus/logs/*
cimom/log/*
console/embeddedWAS/profiles/SVCProfile/logs/server1/*
D) CIM エージェント・サービスを停止して「provider.configuration」ファイルを上記のデフォルト値に戻し、
CIM エージェント・サービスを再起動します。
2) CIM エージェント・サービスが開始できません
A) マスター・コンソールに IBM Director がインストールされていないことを確認してください。
IBM Director が必要な場合、FAQ #3 を参照してください。そうでない場合は IBM Director を
アンインストールし、CIM エージェントを再度インストールしてください。
B) 有効な認証を受けていることを確認してください。 証明書は svcconsole/cimom/certificate に
あります。 このディレクトリーにファイルがない場合、FAQ #4 を参照してください。
C) ディレクトリー「svcconsole\cimom\config」のファイル「provider.configuration」を確認し、
末尾にブランクが入っていないか確認してください。
3) Windows 2003 Server に Director をインストールしています。 4.2.1 CIM エージェントをインストールすることはできますか?
現在のところ、4.2.1 CIM エージェントは Director が稼働している Windows Server にインストールすることはできません。
CIM エージェントのインストール中に Director を一時的にシャットダウンする方法は以下のとおりです。
A) 「マイ コンピュータ」を右クリックして「管理」-> 「サービスとアプリケーション」-> 「サービス」と選択し、
IBM Director WMI CIM Server および IBM Director Agent CIM Listener を停止します。
B) CIM エージェントをインストールします。 ポートの設定では、5988 および 5989 以外の値を選択してください。
(注: 選択したポートは後で使用します) Director が停止しているため、CIM エージェントで
5988 および 5989 を指定することができます。しかし、これらのポートを使用している場合、
Director は再起動しても作動しません。
C) 「サービス」に戻り、ステップ (A) で停止した Director サービスを開始します。
D) Directory が作動していることを確認します。Directory のインストール・ディレクトリーに移動し、以下の
コマンドを実行します。出力は以下のようになることを確認してください。
C:\Program Files\Common Files\IBM\icc\cimom\bin>CLI ei -n root/ibmsd IBM_DirectorAgent
path= IBMPSG_DirectorAgent.IdentifyingNumber="520161208 520000000",Name="IBM Director Core Services",
ProductName="IBM Director Core Services",Vendor="IBM",Version="5.20"
//Instance of Class IBMPSG_DirectorAgent
instance of class IBMPSG_DirectorAgent
{
uint16 Architecture = 1;
string BuildNumber = "V7YT44AUS";
string Caption;
string Description;
string ElementName;
string IdentifyingNumber = "520161208 520000000";
datetime InstallDate;
string Name = "IBM Director Core Services";
uint16 OperationalStatus[];
string ProductName = "IBM Director Core Services";
string Status = "OK";
string StatusDescriptions[];
string UniqueSystemID = "7f0e55ea49b40374";
string Vendor = "IBM";
string Version = "5.20";
};
4) SSL 証明書はどのようにして生成できますか?
CIM エージェント・サービス (IBM システム・ストレージ SAN ボリューム・コントローラー
Pegasus Server) が停止していることを確認してください。
DOS プロンプトでディレクトリー「svcconsole\cimom\config」へ移動し、
「envConf.bat」に "mkcertificate ssl" と続けて実行します。 その後、次を実行します:
cimconfig -s sslCertificateFilePath="%SVCAGENT_HOME%\certificate\ssl.cert" -p
cimconfig -s sslKeyFilePath="%SVCAGENT_HOME$\certificate\ssl.key" -p
この SSL 証明書はデフォルトで 365 日間有効です。 CIM エージェント・サービスを開始します。
まだ CIM サーバーを実行できない場合、ファイル「svcconsole\cimom\pegasus\cimserver_planned.conf」を
確認し、SSL パラメーターが正しいことを確認してください。
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6.0 特記事項および商標
notices.txt (英語) を参照してください。
non_ibm_license.txt (英語) を参照してください。
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